| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 あのボロボロに泣いた「二十四の瞳」はこうしてできたのか?などのように、まるで創作秘話みたいな映画。でも今、この時期に作られた意義は高いと思います。田中裕子演じる母の懸命に絞り出した、息子・木下恵介へのメッセージは、そのまま昨今の自由に言えない表現の現場にいる制作者たち、みんなへのメッセージだったと思います。いつかは自由に言える日が来る。その時に、この監督のように素晴らしい作品を創ろう!とまるで業界者への映画のように感じました。そっか板妻の「破れ太鼓」(未見)は、濱田岳だったかぁ!観てない作品、結構あるんだよね。今はライブラリも充実してるので、観るようにしなきゃ!
【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2015-06-01 03:15:41)(良:1票)
トント さんの 最近のクチコミ・感想
|