| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 テンポが速い。展開も速い。
その中で、TARの成功の絶頂と、転落を描いている。 音楽の世界は、「セッション」や、ハネケの「ピアニスト」を観ても、そうだけど、 かなり人間を追い詰めることが多いみたいだ。 正解のない芸術の世界で、極めようとすると、こうなるのかもしれない。 ケイトブランシェットが、「キャロル」でもそうだったが、 美や品を失うことなく、果敢に女性という人間のギリギリを描いている。 観終わって見ると、女性映画もここまで来たかとの感がある。 ただし、男性監督による女性映画である。 展開が早くなければ、もっと高評価だった。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2024-01-02 16:22:40)
トント さんの 最近のクチコミ・感想
|