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《ネタバレ》 黒澤さんの脚本では、最初から最後まで、機関車のシーンらしい。
話が進むにつれ、乗っている人が脱獄囚とわかる仕掛けみたいだ。 本作では、刑務所のシーンから始まり、二人の人物にフォーカスを当てる。 これはこれで、面白い。 また、いかにも黒澤さんらしいと思って観ていた、所長と脱獄囚の男と男のバトルも 実は、後から付け加えられたものだという。 う~む、それでは、黒澤映画は、どんなものだったか? 機関車内部の密室劇だったものと思われるが、実現しなかったのは残念だ。 本作も悪くはない。 ちなみにラストの特攻シーンは、BGMのヴィヴァルディのグロリアミサも、 リチャード三世のセリフも黒澤案という。 観たことない黒澤映画の可能性をつみとった時代が憎い。 【トント】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2024-11-16 21:24:25)★《新規》★
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