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《ネタバレ》 自身が同性愛者ということもあって、ゲイの描写が群を抜いている感じだ。
劇中、ベルイマンの「秋のソナタ」に触れているが、 彼が思春期の女親と娘の向き合い方を描いてることが、興味深い。 無神経な言動をするような男と付き合ってたり、男を見る目のない才能豊かな母親。 かなわない母親の男と結婚することで、母親に一矢報いたつもりだったが、もともと男が 大したタマじゃない。乱れた女性関係から、殺人事件にまで発展して、最後は母娘の話になる。 アルモドバルの全盛期を予感させる初期の傑作。 早くも彼の卓越した女性観や色の使い方が顔をのぞかせていて、興味深い一本。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2019-02-03 00:18:37)
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