| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 時代の転換期に起きる出来事と言ってしまえば、そうだが、
戦後のGHQによる解体により、華族が地位を奪われた。 ネットで調べると、結構苦労された方々もいるという。 何より驚きなのが、日本映画に、このような歴史が刻印されていること。 古い日本映画を訪ねると、日本の歴史もよく分かる。 原節子は、やはり女優なのだなぁと感心。 小津さんに可愛がられている彼女しか知らないと、原節子を分かったことにはならない。 現実を見て、崩れ落ちる一族を支え、毅然と対応していく強い女性。 そんな女性も、やまとなでしこの一面なのだ。 ラストのホールでの父親とのダンスが、切なく悲しく、そして美しい。 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2025-02-03 21:58:38)★《新規》★
トント さんの 最近のクチコミ・感想
|