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《ネタバレ》 ついにこの映画を字幕で観ることができた!!ニューシネマ好きの自分にはホント嬉しい。輸入盤はもっていたが、群像劇なので観ても分からないだろ、と思ってた。それが某レンタル会社の企画でついに鑑賞することができたのだ!最初は、登場人物が多いので、誰に感情移入したらいいのか分からなかった。まずはショービジネスの舞台裏で話を引張り、そして中盤では音楽の内容で見せ、そして終盤、それぞれの登場人物が行くとこまで行くのだ。プレイボーイはついに堅物の女性を落とし、音痴の夢見る女性は町の有力者の前でストリップをやらされる。心の弱い女性歌手は最後、銃で撃たれる。なんとまぁ凄い映画だった。ルメットの「ネットワーク」にどこか似ている。ニューシネマのもつ華やかな世界への疑問。それがこの映画にもよく表れている。当初は8時間の映画だったらしい。それをどんどん短くして行って、2時間40分にまとめたのだ。いやはや、よくまぁここまで短くしたわ。ちゃんと人物が描けているし。アルトマンの群像劇への感性が飛躍した、記念すべき一本だ。たまらんです。
【トント】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-02-12 02:44:28)(良:1票)
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