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《ネタバレ》 昭和のころの男と女の情を
殺人事件の動機にしている点で文学作品なんですね。 金では愛は買えない、それがポイントの映画でした。 で、犯人はだれかとか、知的な挑戦を観客にしてるわけではなく、 だから殺されていく人物の描写などもあまり緻密に演出しない。 観てる自分は、あれ?また殺されたのって感じだ。 そもそも不連続とは、どの事件が本当の犯人の意図か、それをごまかすための連続殺人なので 「不」連続殺人というらしい。 劇中、探偵がそう言ってる。 多くの殺人の時に、奥さんがそばにいることで、殺しの本命のだんなに安心させといて、 昔の恋人と組んで、最後だんなを殺す。そういう話でした。 ラストの事件の解明は明快だった。 モヤモヤした世界に一本筋が入るような感じがした。 だから、観終わってみると、面白かったとなるんだね。 【トント】さん [DVD(邦画)] 6点(2019-06-30 11:14:50)
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