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《ネタバレ》 ぐいぐい引き込まれたのはアシタカがタタラ場に着くまで。その後はストーリーがグダグダだし、宮崎さんもついにやりたいことが枯渇したのか?と疑わせる程の、既視感バリバリの映像の連続でゲンナリ。もののけとの戦いは創意工夫を凝らして大迫力で観せてもらいたかったのに、イノシシがオームみたく突撃してすぐ全滅って、工夫なさすぎ。シシ神の暴走の演出もドロドロが迫ってくるだけで、工夫なさすぎ。もののけ姫なんて大層な通り名を冠されているくせに、サンが後半活躍しなさすぎ。オツコトヌシさまの目になりますって、アンタどんだけいい子ちゃんなんだよ、サンにはもっと凶暴であってほしかった。エンディングは、何も結論出してないのに、なんとなく終わった感を出して終わり。これじゃカタルシスもへったくれもありません。色々と深いテーマなのかも知らんけど、映画ってテーマが良ければいいってもんじゃないでしょ。細かい演出は素晴らしかったし音楽も素晴らしかった、それだけに後半のグダグダが残念。導入部は完璧10点、前半平均で7点、後半はせいぜい3点。平均して総合6点。
【クレイバード】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-03-23 20:46:31)
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