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《ネタバレ》 「レッドクリフ」というタイトルでありながらまだその「赤壁の戦い」が起きてないわけで、パート1だけで評価するのはおかしいかもしれない。とりあえず前編を見終えたいま思うのは、Part2を映画館に見に行くことはないだろう。しかしレンタルは借りるだろう、ということ。
僕は三国志のファンだから、何はともあれ三国志にふさわしいスケールで映像化してくれたことだけでもありがたい。有名なシーンが出てくると、あの場面をこういう風に描いたか、と興味深く思う。 問題点その1。役者がパッとしない。全体的に、その時代の中国を動かしていた人物たちにふさわしい迫力が無い。トニー・レオンという人、名前はよく聞くが、団子っ鼻の普通の人にしか見えない。関羽、張飛は小太りのおじさんで、強そうに見えない。曹操には周囲を畏怖させるカリスマ性が感じられない。 問題点その2。切り合いのシーンに見ごたえがない。関羽、張飛、趙雲にはもっと、バケモノのような強さを見せてほしかった。やや中途半端。 林志玲さん、美しい。とんでもなく美しい。 「赤壁」という地名は、この映画で描かれる(予定の)「赤壁の戦い」の後でつけられた。曹操船団が燃え、岸壁が赤く染まって見えたから「赤壁」なのだ。パート1中ですでに「赤壁」と読んでいるのは、間違いである。 【佐吉】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-03-14 22:33:10)(良:1票)
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