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《ネタバレ》 珍しく人情ものを描いた北野監督。物語自体はパッケージ裏とかのあらすじを読めば全部分かるような内容。理不尽なたけしのキャラクターも終始笑えるし、優しい顔になっていくたけしの顔はズルいし、映像も美しい。天使の鈴のくだりの恥ずかしい演出は、武どうしちゃったんだ?とビックリ。
そこまでだと一般向けを狙った感動作に見えますが、普通の映画ならクライマックスになるシーンを中盤で通過してしまうと、あとのシーンは大人と子供がゲームなどをしてひたすら戯れるという緩~い内容になっていきます。そこからはビートたけし流の悪ふざけもかなり顔を出してきて、いくらでも削りようがあるシーンの連続です。 僕は何だか微笑ましく見れてしまいましたが、結局は人を選ぶ作品になってますね。 しかし、必要以上に感動を誘ってしまうような久石譲の音楽は、この映画には特にそぐわない気がしました。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-11-08 20:45:25)
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