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《ネタバレ》 喜八節のユーモアも今作では重くなりすぎないようにとの配慮程度で、全体としてはジトっとした戦争映画。主人公は取り立てて活躍することもない地味な一般兵。戦争末期の諦念が常に漂っていて、すべてはそんなもんだと投げやり。戦争での絶望ではなく失望を描ききった名作。あんな静かで寂しい最後をおくった特攻がいたなら、カミカゼは華やかなだけまだマシかもな、なんて思ってしまいました。流石の切り口。
【すべから】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-01-12 02:06:18)
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