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《ネタバレ》 伝記映画としては、チャップリンが自伝のために作家に人生を回想する、最後はオスカー受賞式のところで閉める、など非常にかっちりしたオーソドックスな撮り方がリチャード・アッテンボローらしいところです。正直なところ『ガンジー』の時の様な主人公に対する思い入れは感じられず、平凡な映画と言う印象は否めませんでした。でもこの映画の意義は、ロバート・ダウニー・Jrにチャールズ・チャップリンを演じる機会を与えてくれたことに尽きるんじゃないでしょうか。もう上手い、としか言いようがない素晴らしいパフォーマンスです、さすがに老年期のチャップリンについてはちょっと苦しいところがありましたが。 私生活の乱れで俳優キャリアの低迷時期が長かったのは残念ですが、この人は現在のハリウッドでも屈指の演技力を備えたアクターだと思うんですけど。まだまだ若いし、ダニエル・デイ=ルイスを超えられる可能性すら秘めた人だと思うんですけどね。
【S&S】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2013-12-26 22:16:30)
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