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《ネタバレ》 ひょっとして…と思ったらやっぱそうでした!このシリーズ、三作すべてが0点から満点まで満遍なく評価が分かれるという前人未到の偉業を成し遂げました、おめでとうございます(笑)。 前二作がかすむ豪華なカメオ出演の顔ぶれ、マイク・マイヤーズとトム・クルーズが前髪たらしてベッコウ眼鏡をかけると顔面相似形だったとはとにかくサプライズ!トムは前からちょこちょことおバカ映画に変なキャラでカメオ出演したことがあったけど、他の豪華な顔ぶれを眺めると、このシリーズはハリウッド業界では愛されていたみたいですね。相変わらずシャレたオープニングでしたが、続く本編は中坊でも呆れるような下ネタのオンパレード、期待通りでした。今回は特にウンコやオシッコのスカトロ・ネタが強烈で、お約束の影絵ネタに至ってはバカバカしさを通り越してシュールの領域に達していました。マイク・マイヤーズは驚異の四役、実際のところこの四つのキャラがどれも画面に映っていなかった時間は、上映時間中10分、いや5分もなかったんじゃないでしょうか、ほとんど彼のワンマン映画だと言えます。この人日本の映画ファンにはけっこう嫌われているみたいだけど、私は嫌いじゃないしこの芸達者ぶりはもっと評価されるべきじゃないでしょうか。ドクター・イーブルの潜水艦やセットなどはけっこうカネをかけているのも好感が持てるけど、ゴールドメンバーのキャラだけは、けっきょく彼だけが悪役を通したわけだけど、イマイチ意味が判らない存在でした。そして“お声が掛かればどんな映画でも出演する男”マイケル・ケインが当然の様に顔を見せてくれるのも嬉しかったです。20年余り前の映画だけど、この頃のマイケル・ケインはまだまだ若々しかったんですね、ほとんど70歳だったとはとても見えませんね。
【S&S】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2024-04-27 22:06:16)
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