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どギツい色彩をぶちまけたような混沌とした町並みの中、人間の様々な醜さ、愚かさが描かれている。とことん救いのない点では「どん底」と通じるものを感じた。
カラーの黒澤映画は、どの作品も非常に絵画的で、映像の放つ力は凄いものがある。 本作は、当時の監督の心情風景をそのまま吐き出したものなのではないだろうか。 それ故、共感できる部分、出来ない部分が出るのは必然で、個人的には映像には終始感動出来たが、ストーリーには少し置いてけぼりを喰らった感があったのでこの点数。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-02-10 19:19:05)
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