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退屈だと感じる人にはとことん退屈な映画でしょうね。
でも、ツボにはまる人(タルコフスキーとかが好きな人)にはとことんツボでしょう。 画家黒澤明が作る最高の美術映画だと思いました。 ただ映像だけで充分「生」や「死」などへの感情を表現できているのに、少し語らせ過ぎな気がしてならない。黒澤映画では「水爆」「戦争」や「近代化」などの話になるとどうしても説教臭くなっちゃいますね。 タルコフスキーの映像美がとことん静かであるのに比べて、黒澤の映像美はもっとギラついているというか、力強い命のエネルギーを感じます。 ツボでした。 【おーる】さん [DVD(邦画)] 9点(2010-02-28 22:16:23)
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