| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 「ユーモアとペーソス」という言葉はこの映画のためにあるんじゃないか、というような内容でした。子供の世界も大人の縮図でしかない、というところがミソでしょうね。生まれた限りはそれから逃れられないという。しかもそれをあえて拒否せず、受け入れてしまうところがすごい。そうした懐の深さがあるからこそ、最後はさわやかな気分にさせられるのでしょう。幼い兄弟が登場するコメディという点では、同じ監督の『お早よう』と共通していますが、こちらの方が見ごたえがありました。
それにしても、今では「偉いことが必ずしもいいとは限らない」という価値観もありますし、いい意味で時代を感じさせます。兄弟が軍人になりたいというのも、当時をよく現していますね。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-03-03 17:49:34)
アングロファイル さんの 最近のクチコミ・感想
|