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《ネタバレ》 オリジナル劇場版・宇宙戦艦ヤマト。そうきくと、感受性豊かな青少年期にヤマトをリアル体験した人には恐らく、あの「さらば宇宙戦艦ヤマト」を思い浮かべるだろう。それほどまでに「さらば」は、今でも多くのヤマトファンの心の中に深く根付いているといってもいいでしょう。そして今回、見事なまでに今風にアレンジされ、尚且つクオリティの高さを見せつけてくれた「宇宙戦艦ヤマト2199」のオリジナル劇場版の登場となった。「2199」はファンの間でも評価が高く、私自身もオリジナル・ヤマトと切り離して楽しむことができた。なのでこの星巡る方舟には否が応でも期待は高まった。結果、ちょっと違った。思ってたのと、期待していたのと違った。画は綺麗だし戦闘シーンも迫力満点。ストーリーもまぁ良くも悪くもらしさ全開。でもね、足りないんです。そうです!圧倒的に強い敵が!「さらば」が今でも鮮烈なのは、あまりにも強大で、絶望感を与えまくった敵の存在なんです。それがこの「2199」の敵はショボすぎて、手に汗握って”頑張れヤマト!”て応援することも出来なかった。まぁ一応階級がそんなに上級じゃない奴みたいだったから仕方ないのかもしれないし、この後にまだ続編作るかも、なニュアンスも感じはしたけど、でもね、それでももうちょっとヤマトを窮地に追い込んで欲しかったな。劇場版というよりは、テレビスペシャル版な方がしっくりきたかもw 最後に姿を見せた静謐の星「シャンブロウ」は、劇場でこそ観るべきとちょっと後悔しました。点数も変わってたかも?ただジレル人がそこそこいたからビックリ!全然滅んでないやん!じゃんじゃんw
【Dream kerokero】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-08-12 17:42:15)
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