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《ネタバレ》 単なるお祭りやウケや、昨今流行りのロボットブームにあやかってだの、そういった類のものではなかった。なぜ今さらマジンガーZなのか?それは、今のこの時代に抱えてる様々な問題、エネルギー問題、核問題、少子化問題、それらいろんな問題に対して、この映画なりのアンサーを示してくれている。どんなに愚かでも、何度過ちを繰り返しても、それでも諦めず未来を信じたい。泥臭い倫理観ではあるものの、スマートでクールな時代になっていくからこそ、その泥臭さが逆に必要なのかもしれない。世界中から光子力エネルギーがマジンガーに送られそして勝利。世界が一つになって万々歳。と思いきや、戦い終わってマスコミ陣が光子力エネルギーに対して批判的な質問を投げかけるという、なんとも皮肉なあのエンディングこそ、まさに問題解決の道はそう容易くないという、この映画のアンサーに対するアンサーなのでしょう。子供だまし!そういうレッテルを観もしないで貼ってしまう人にこそ観て欲しい。そして感じて欲しい。人はみな、神にも悪魔にもなれるということを・・・。
PS:ジェットパイルダーでなくホバーパイルダーなとこと、ボスボロットがちゃんとボスボロットだったとこが嬉しかった~。 【Dream kerokero】さん [映画館(邦画)] 7点(2018-01-13 16:54:07)(良:1票)
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