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《ネタバレ》 原作の漫画は未読。ただその原作の漫画が面白いという評判は伝わっていました。たしかにカラオケを通してのヤクザと中学生という異色のコンビは面白い。それ自体はいいのだけれども、やっぱりリアルに考えちゃうとありえないしファンタジーなお話。そもそも歌が上手くなりたいのならこのネット社会、いくらでも探せば手段や方法はありそうなものだし、それに狂児は元々カラオケ店でバイトをしていたんだから歌の上手い知り合いくらいいそうなもの。それと聡実くんも狂児に声をかけられてなんで簡単にカラオケ店に行っちゃうんだかわからない。原作ではその辺りの流れは丁寧に描かれていたのかな?映画だと省略されててなんで?てなってしまった。狂児の性格から推測するとどうしても脅したり無理やりって感じはしないんですよね。だからこそ尚の事なんで?でした。
それとどうしても、ヤクザ=おバカ、みたいな設定をしてしまうステレオタイプはなんとかならないものかと。まあでもそもそもが、ありえない、を大前提にしているわけだから、それらもひっくるめてさっきも言ったようにもはやファンタジー、ということなんですね。まあなのでこの映画はファンタジーとして捉えればまあまあ楽しむことは出来ました。てか結局親分さんの誕生日カラオケ大会の結果はどうなったんだ?すごく気になる~・・・(笑) 綾野剛さんの内に秘めたる殺気と気迫はさすがでした。それと聡実役の齋藤潤くんの「紅」はめっちゃ熱かったです。最高でした。 【Dream kerokero】さん [インターネット(邦画)] 5点(2025-04-12 17:45:45)《新規》
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