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《ネタバレ》 今まで見た映画の中で一番泣いた。脚本は王道中の王道だが演技、配役、演出、音楽も含め全てが間違いない。例えば訛りやセットなど基本を抑えずしてこちらが映画に向き合う体勢が整う筈がない。自分にとって演技や演出はまず映画に向き合うためにストーリーより大切な要素だと感じる。加えて配役がマッチしてるなぁとか音楽の種類や使い方がバッチリだなぁとか小さな感動が積み重なって、映画の大分初期にはこの映画は面白い映画だと認識し始めてた。そうしてベタだが共感できる展開がくると、自然と涙が溢れた。後半は涙腺攻撃のオンパレード。ヤシノキとストーブの下りとか。もちろんホームとかステージも。そして簡潔で綺麗な最後だった。まぁだから、変な結論ですが、映画ってストーリーよりもどうそのストーリーを伝えるかが肝心なんじゃないでしょうか。もちろん一定レベルのストーリーを用意した上での話ですが。自分はこの映画はとっても共感でき、とっても面白く感じた。今までつまらない映画もいっぱい見てきたけどだからこそ面白い映画を見た時はこんなにも感動することができるんだと改めて思い知ることができた。(あと追記ですが映画をあまり見てなかった2006年鑑賞当時はこんなにおもしろいとは感じなかった。他のレビューにもこの映画を絶賛している人が多くて嬉しいです。おそらく自分の言いたいことをより洗練された言葉で表わしてくれたのが246.poppoさん。あと自分は~の夕日とか~ボーイズとかその手の映画が大好きなタチの人間です。ちらほら名前が上がってる洋画は見たことないのでいつか鑑賞したいと思います。
【liptonton】さん [DVD(邦画)] 10点(2012-10-25 04:10:42)
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