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渡辺淳一、同名小説の映画化。
京都の老舗料亭を舞台に、女の業を描いた作品で、長女役の松坂慶子と、次女役の池上季実子が中心のストーリーです。 三女役の和由布子は、刺身のつま程度の出演。 物語のおよそ半分が東京のシーン、背景が80年代半ば、二人の女優の雰囲気がけばけばしいということもあり、あまり文芸色が濃いという印象は受けませんでした。 映像もやや暗く、内容が内容だけに、総体的には重苦しいといった感の映画です。 母親役・京マチ子の存在感だけは、さすがでしたが……。 【MAHITO】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2015-05-11 14:57:15)
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