早春(1956) の MAHITO さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > ソ行
 > 早春(1956)
 > MAHITOさんのレビュー
早春(1956) の MAHITO さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 早春(1956)
製作国
上映時間144分
劇場公開日 1956-01-29
ジャンルドラマ,モノクロ映画
レビュー情報
倦怠期の夫婦、ついに夫が不倫を! というと、暗いイメージを抱いてしまうけど、
小津作品としては異色の設定でも、主人公であるサラリーマン族の悲哀やペーソスを中心に、
あくまで軽快なタッチで描いてます。もちろん主人公の不倫のほうも。
それがどうしても物足りなさを感じてしまう。不倫以外のエピソードは他の作品でも観れるし、
同監督の「風の中の牝鶏」ぐらいはぶつかってくれないと、面白味がない。
もうこの頃の小津作品はカラーも決まっちゃってるし、仕方がないのかなとは思うけど、
不倫のエピソードを入れた意味をあまり感じなかった。というわけで、
小津色は色濃く出ている作品ではあるので、小津ファンなら十分楽しめるかと。
MAHITOさん [DVD(邦画)] 5点(2011-11-23 06:57:42)
MAHITO さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2016-05-02婚前特急4レビュー5.70点
2015-09-01最高殊勲夫人5レビュー7.18点
2015-08-17超能力学園Z3レビュー3.63点
2015-07-30かぐや姫の物語4レビュー7.17点
2015-07-22瘋癲老人日記5レビュー3.50点
2015-07-06愛欲(1966)3レビュー3.00点
2015-07-02箱入り息子の恋5レビュー6.40点
2015-06-25八月の濡れた砂3レビュー4.16点
2015-06-17黒部の太陽5レビュー7.02点
2015-06-07さらば恋の日4レビュー4.50点
早春(1956)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS