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《ネタバレ》 ミステリーとしては弱いし、サスペンスとしても弱い。
登場人物の誰にも、人をひきつけるだけの魅力がないのが、この手のタイプの映画としては致命的に感じます。 要は、叔父のチャーリーと娘のインディアは頭のネジがはずれているようです。 インディアの父はそれに気づき、弟チャーリーは精神病院に、娘インディアにはハンティングをさせることで、問題を解決しようとします。ですが失敗。退院したチャーリーにインディアの父は撲殺。そのチャーリーに唆されたインディアは立派なシリアルキラーになってしまうお話。 ・・・・正直、もっと面白くできそうです。もったいぶった雰囲気と演出を重視しすぎて、もったいぶったまま映画が終わってしまった感じです。 チャーリーがインディアに殺されてしまうのも、予定調和過ぎて意外性がなく、何の感情も湧きません。 せめてサイコパスな自分の本質に気づいたインディアがそれに苦悩し葛藤する一面でも見せてくれれば、インディアにもう少し感情移入することもできたかもしれませんが・・・。なんかそんな自分をすんなり受け入れちゃっている感じで。 王道、よくあるストーリー、そーゆーものが結構好きな私。 でもこの映画はありきたりで間延びした展開が、ただただ退屈なだけの映画にしてしまった印象。残念。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2025-02-24 03:53:21)《新規》
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