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《ネタバレ》 メインのストーリーがこれといって面白くないので、これじゃあどう頑張っても面白くなりませんよねー。
サスペンスは薄味。ラブストーリーのほうも、これと言って引き込まれるものはありません。 一時停止をしてみたり、時間軸をずらしてみたり、演出上での工夫が見られますが、今作に限ってはそんなに効果があったとは思えません。 『階段で転んで頭を撃ち抜く男』は、インパクトがあります。伏線もあります。ですが、実際にそれをやられたら、悲惨なうえにグロくてまるで笑えないのが正直な感想です。 今作の一番の見所は、『結局落とし所はどこになるんだろう?』という人の興味をひきつけるところにあると思います。『続きが気になる』というのは、個人的に映画を見る上で大事な要素です。その一点でのみ、この作品を高く評価しています。 落としどころは結局無難なものでがっかりですが、ラストのオチは大変よかった。 カレン(ジェニファー・ロペス)がヒジュラ(サミュエル・L・ジャクソン)の護送の日をずらし、フォーリーに脱獄のプロをあてがうところなんかは、これからの展開を予感させて面白い。このラストが一番洒落ています。 まあ、それだったら最初から捕まえてやるなよ、とも思いましたけどね。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-05-17 14:16:16)
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