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トリュフォー監督が送る映画製作裏話、これが実に個性的なメンツが入り乱れての楽しいお話になってます。生々しい人間関係の悲喜こもごもをユーモアあふれるエスプリでくるんでふふっと笑わせてくれます。時間も予算も保険会社の裁量(!)に至るまで制約だらけの中、みんな必死。映画愛に裏打ちされてのこと、ギスギスしていないのが微笑ましい。
特に監督。次から次へと降りかかる問題をジャック・バウアーのごとくサバきながら、なんとか一本の作品へ完成させるべく奮闘する姿、涙なくして観られません。 こんなに大勢の人間が関わって、少なくない愛をそそいで映画は完成する。これからは簡単に「駄作だ」などと言えないなあ、と深く思いました。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-12-22 23:46:05)
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