烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE の かっぱ堰 さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > レ行
 > 烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE
 > かっぱ堰さんのレビュー
烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE の かっぱ堰 さんのクチコミ・感想
作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 スーパー戦隊のVSシリーズとのことで、今の戦隊(烈車戦隊トッキュウジャー)のTV放送が終盤にかかった時期に、前の戦隊(獣電戦隊キョウリュウジャー)と共演するのを基本とし、そこに放送開始前の次の戦隊(手裏剣戦隊ニンニンジャー)が予告的に姿を見せるという構造になっているらしい。ドラマ的にはトッキュウジャーがメインで、キョウリュウジャーはゲストの扱いになっている。

最初のところでトッキュウジャーの攻撃がなぜか敵に効かず、そこに都合よく現れたキョウリュウジャーが簡単に敵を撃退してしまうという事件が起きる。今のヒーローが前のヒーローより弱いというのは初めて見たが、いくらスーパー戦隊でもやはり子どもは大人よりも弱いのかという不安を生じてしまう。実際は子どもだから弱いのではないとわかって相互補完関係ができていたが、最後の決戦を前にしてまたメンタル面の弱さを出していたのも年少者らしい。最後は子どもならではの発想で、「家に帰るまでが遠足」と大人を励ましていたのは少し泣かせるものがあった。
もともと戦隊シリーズは幼児~小学校低学年あたり?が対象なのだろうが、トッキュウジャーはメンバー自体が子どもということもあってか本当にバカバカしく笑えるところが多い。マイッキーなる戦士?が現われたのも変だったが「電車ごっこ」はかなりふざけている(大笑)。また終盤で、メンバーが同じ色同士で一緒に戦いながら軽口のたたき合いをしていたが、女子は女子3人だけ(桃黄桃)でまとまってしまい、プレイボーイ風の男(黒)が仲間外れにされたのも笑うところと思われる。
前に見た戦隊ものの劇場版と同様に、ある程度年齢と関係なく観客を楽しませようとする映画のようで、半端にシリアスな仮面ライダー劇場版(恐らく対象年齢が少し高い)よりも、かえってこういうのの方が素直に楽しめることを実感した。

なお次期主役のニンニンジャーは、意外な(本筋に影響のない)ところで出てきて一通り活躍してから「今日はここまで」と言って去っていた。トッキュウジャーとは対面していないので、次のクロスオーバー映画で前任者を知らなかったのも変ではないらしい。
かっぱ堰さん [インターネット(邦画)] 6点(2019-09-15 16:56:41)
かっぱ堰 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-11-16はちみつレモネード8レビュー7.50点
2024-11-02スイング・ステート5レビュー6.00点
2024-10-19バーバリアンズ セルビアの若きまなざし5レビュー5.00点
2024-10-19コーカサスの虜6レビュー7.41点
2024-10-12VIRUS ウィルス:325レビュー5.00点
2024-10-12SHOT/ショット5レビュー5.00点
2024-09-21ディストピア 灰色の世界4レビュー4.00点
2024-09-21あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。6レビュー6.16点
2024-09-14恐怖ノ黒電波6レビュー4.00点
2024-09-14恐怖ノ白魔人5レビュー5.25点
烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIEのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS