劇場版 仮面ティーチャー の かっぱ堰 さんのクチコミ・感想

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劇場版 仮面ティーチャー の かっぱ堰 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 劇場版 仮面ティーチャー
製作国
上映時間93分
劇場公開日 2014-02-22
ジャンルアクション,青春もの,学園もの,TVの映画化,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 マンガ・TVとも見ていないのでよくわからないが、どうも仮面ライダーのパロディのようなものらしい。ただの人が仮面を被るだけなので外見的には貧弱だが、ヒーローものらしくアクションには力が入っていたようである。また学校内の暴力ということで深刻な内容なのかと身構えて見たわけだが、実際はコメディ要素がかなり含まれていたようで、仏頂面の男どもが失笑ギャグを演じる場面があったりもする。他の映画などでは普通に美少女なり美女なりをやっている竹富聖花さんが、美少女のままコメディエンヌに挑戦しているのも微笑ましい。
今回は劇場版ということで主人公の原点が明らかになるのと、その正体が周囲(特にヒロイン)に知られてしまうという変身ヒーロー最大の盛り上がり部分をまとめた形になっているようだった。

出演者のうち上記の竹富聖花さんはレギュラーだったようだが、今回ゲスト出演の北山詩織という人は他の映画でも見たことがあり、相変わらず長身で細身で顔が小さく泣き顔が可愛らしい。また後の「暗殺教室」でヒロイン役になった山本舞香という人も本来はレギュラーだろうが、ほとんど顔が見えなかったのは編集段階で落ちたということか。ほかにも本編で使わずに終わった箇所が多かったようで、竹富聖花さんの「焼きそば教室」の件などは本編になく、またエンドクレジットに役名付きで出ていながら所在不明の人がいたりするのも残念だった。
そのほか男の登場人物には基本的に関心がないわけだが、ジャニーズ系以外でいえば「ひぐらしのなく頃に」(2007)で主人公(バカ)役だった前田公輝が逞しい感じでなかなか頼もしく見えた。ほか遠藤憲一氏も相変わらずの大活躍でお疲れ様である。

なお本来のテーマと思われる教育の問題についても意外に真面目なことを言っていたようだが、主人公の身体的な強さということが前提条件になる以上、これが現実の教育論としてそのまま通用することはないだろう。ただし熱血先生の学園ドラマとしては特に異論はなく、終盤の展開などはベタだが少し感動的だった。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 5点(2016-05-09 21:05:10)
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