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《ネタバレ》 肩を落としている主人公の影が印象的な作品だった。生んだ母親は罪の意識から事実を認めず、子は「母が自分を殺した」と言う。そして「自分が彼を殺すのだ」と。親子の和解は得られぬままエンディングを迎えるが、これも"レオ"という物語の一つ。物語を聞いてくれる人間がいるうちは人生捨てたものではない、という言葉を思い出す。彼にもそういう相手がいることが救いだった。願わくば母の祈りが届きますよう。濃すぎない、やさしい色合いの青がよかったと思う。
【Gerty】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-06-22 02:32:20)
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