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《ネタバレ》 ベイブは子豚だ。
だがただの子豚じゃない。 自立して物を考えられる賢いブーちゃんだ。 ベイブは「何も出来ない子豚」と人間だけでなく、他の動物からも馬鹿にされる。 だが、ベイブはめげない。 努力を重ねて徐々に周囲に認められていく。 馬鹿にされても、馬鹿にしない。 どこまでも食い尽く心の強さ。 そんな姿がやがて飼い主のじいさんも通じていく。 言葉よりも大切な絆で結ばれていく。 動物同士だと人間みたいに会話ができるってとこがディズニーらしい。 どんな動物だろうと関係ないのだ。 ガラパゴスゾウガメと犬が仲良くなったり、 豚とライオンが一緒に暮らしているって事も稀じゃない世の中。 生きるか死ぬかの野生じゃ得られない、理解し合うという心の余裕。 人間が唯一くれた良い贈り物だ。 「都会に行く」はかなりシリアス。 だって監督が「マッドマックス」の人なんだぜ? 動物に何させる気だよこの監督は・・・ 都会に生きる動物たちと交流していくわけだが、そんな動物たちの背中から猛烈に哀愁を感じるのは何故だろう? でも、ああいう終わり方も好きかな。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-15 23:28:06)
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