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《ネタバレ》 今となっては「オール・ユー・ニード・イズ・キル」がダグ・リーマンの最高傑作だと思うし、「ボーン」シリーズも「アルティメイタム」が頂点だがこの作品もかなり好き。
スリルとサスペンスに満ちた久々のスパイ・アクション映画。 子供の頃はモチロンこの映画を見たのだが、再見するまで内容をまったく覚えていなかった。 取り敢えず男が記憶失って暴れて逃げてリコールして・・・それ「トータル・リコール」じゃねえか。 そして再見してみた。 スゲー面白かった。 つうかこんな面白い映画を忘却していた俺の記憶力ふざけんじゃねえよ! 記憶=アイデンティティー(存在意義)を求めてひたすら彷徨うジェイソン・ボーン。 記憶は失っても体は「戦い」を覚えている。「体の記憶」と闘争本能が結びついていく様子が面白い。 次から次に謎と伏線がバラまかれる展開。 多彩な戦闘やド迫力のカーチェイスよりもそっちの方が気になってしまう。でも「スプレマシー」はカーチェイスの方が凄かったと思う。 謎を残したまま終わるラストも良かった。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2015-01-06 18:30:50)
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