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レビュー情報
《ネタバレ》 複雑な心境です。 確かに健さんはさすがです。 その存在感、迫力、ひと言一言が心に沁みます。しかし物語には全くといっていいほど感情移入できませんでした。のっけから旅先で出会うたけし(以降俳優名で)はいい雰囲気でしたが「車上荒らし」のオチ?。草なぎ、佐藤との出会いも唐突感あり、しかも食品業を簡単に手伝うのも?。あとも一事が万事ですが極めつけは田中との関係性です。刑務官と慰問にきた童謡歌手がどういう心の触れ合いで結婚に至ったのか、そして田中が病に罹り死を迎えるまでの時の過ごし方が描かれていないと二通の遺言状の意味とそれを読んだ健さんのふるまいに心を打たれようがありません。結局他のサイトでどなたかがレビューされていた「本では泣けたが映画では泣けなかった」が的を得ているのかなと思いました。ですので「本」を読んで改めてレビューします。ここでは「健さんの映画」に5点です。
【yoroshiku】さん [地上波(邦画)] 5点(2014-12-02 15:33:57)
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