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《ネタバレ》 非常に面白かった。2日続けて観に行きました。
1回目は久しぶりにエンドロールが終わるまで余韻を味わいました。 ハードSFに陥りがちな無機質な情景描写を、登場人物の人間的な振る舞いで 血の通った物語にしている点、そのバランスが良かったです。 無理解な教師に対しては、自分が父親だったらテーブルひっくり返して論破してやるわ! と感情移入できたし。 なぜ、地球があのような状態になっているか、NASAが表向き廃止された理由に 主人公がひと言触れていますが、あれで十分。 あれこれ言いはじめると別のお話になっちゃうし。 良かったシーンは子供たちを置いて、NASA(NORAD)の秘密基地に車で向かいながら、 カウントダウンが進むシーン。 ブランド教授のご臨終シーン、あれは絶望感たっぷり。 主人公と娘のラストについて、いろんな意見があると思いますが、 その先を想像できるから、あれはあれでありだと思いました。 世界観に関して、相対論的には良く考証されていると思いました。 15年以上前に読んだ、キップ・ソーンの「ブラックホールと時空の歪み」 が下敷きになるなぁと漠然と思っていたら、なんとこの映画。 キップ・ソーンが原案に関わっているのね。 どうりでどうりで。 マン博士の壊れたロボットの名前がKIPP! 【じむりじんじむ】さん [映画館(字幕)] 10点(2014-12-01 00:25:49)(良:1票)
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