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《ネタバレ》 小津作品の中では珍しく非日常を描いている。同監督の唯一の弱点が、日常を描くことによる映像のエネルギーの小ささだと考えていたので、却って良かった。この時代からメンヘラっていたんだな、有馬稲子さんはパーフェクトな表現だった思う。しかも本人が市川崑の子を中絶してるのもリアリティに拍車をかけていた。東京物語や麦秋を観てから観たのが良かった。
しかし昭和の日本人男性は女性を下に見ているというか、キモ過ぎる。今はまだマシになったとはいえ、完全な男女平等が早く訪れるといいなー。 【なす】さん [インターネット(字幕)] 8点(2019-05-05 14:28:30)
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