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遅ればせながらこの映画を見ました。
子供のころこの映画が問題となっていることは知っていましたし、同名の洋楽がヒットしたことも記憶にあります。 今回個人的な理由で阿部定さんに興味を持ち、満を持して(?)の鑑賞。 感想としてはガッカリでした。 大島渚監督はこの映画をどんな理由で作ったのか?恐らくは閉鎖された映倫への挑戦であり「欧米ならこんな描写は当たり前だ」くらいに考えていたのではないでしょうか。ならば定さんを題材にする必要はなかったように思います。 「阿部定」と言う女性を描きたいのであれば、あんな映画にする必要がないからです。実在の人物を登場させるにはあまりにも浅はかな描写だと思いました。その人が好きで、好きで、どうしようもないほど好きで。もう殺すしか自分のものにできないと思った女性を描くなら、もっと定さんの内面を描くべき。ただだた愛欲を貪る男女を描きたいのであれば、この映画はあまりにも関係者に失礼だと思いました。 何の意味もなく芸者仲間に弄ばれ、無駄に下半身を露出させられた無名の女優さんが気の毒でなりません。 【mila】さん [インターネット(邦画)] 1点(2018-05-14 22:15:47)
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