見知らぬ乗客 の K&K さんのクチコミ・感想

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見知らぬ乗客 の K&K さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 見知らぬ乗客
製作国
上映時間101分
劇場公開日 1953-05-20
ジャンルサスペンス,モノクロ映画,スポーツもの,犯罪もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ~Strangers on a Train~電車の中の見知らぬ人。邦題のままでよいです。
二人の男の靴(足もと)から始まり、靴がぶつかって話が始まるオープニングがスタイリッシュ。
何度も出てくる小物『ブルーノのタイピン』よりも、この時締めてた可愛いロブスターのネクタイが気になったわ。
テニスコートで一人首を振らないブルーノの不気味さ。
パーティでバーバラ(ヒッチコックの一人娘だったんだ)を視ながらカニンガム夫人の首を絞める異常さ。
証拠のライターで自分のタバコには火を着けるけど、他の人にはわざわざマッチを使う変なこだわり。常人じゃないところが上手く表現できていたと思う。
名前のあるちょい役と思ったヘネシー刑事が、主人公といい感じに友達感を出して、バーバラにもバラバラ殺人のネタ話で怖がらせたりと、とても魅力的なキャラクターになっていた。
アントニー家に侵入。懐中電灯と地図の見せ方はダンジョン感があり、途中の犬も怖くてハラハラ出来る。
高速回転のメリーゴーラウンド。ガイとブルーノの格闘より、下をくぐる刑事さんの方が観てて怖かった。
全体的にゆるい感じはあるけど、ぼや~っと観ているうちに、その世界観に引き込まれる。
ヒッチコック作品は、後年のカラーの方が有名な作品が多い気がするけど、モノクロの方が若干、私自身の評価が甘めになっている気がする。掘り出し物を見つけた感があるからか?単に初期→中期作品のほうが私の好みに近いからか?
K&Kさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-06-24 23:57:33)(良:1票)
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投稿日付邦題コメント平均点
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