若草物語(1949) の K&K さんのクチコミ・感想

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若草物語(1949) の K&K さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 若草物語(1949)
製作国
上映時間121分
劇場公開日 1949-12-27
ジャンルドラマ,ファミリー,青春もの,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ~Little Women~お父さんが娘たちを呼ぶ時の呼び名“小さなご婦人”とか。GirlでなくWoman。
でも“若草物語”良いタイトルじゃないか。邦題に魂が宿ってる。
4姉妹ものの原点。原作未読で映像作品としても初。
クリスマスのお小遣い。貧しいけど豪華な朝食。ベスのピアノ。ジョーの髪の毛と、ほっこり温まるエピソードが続く。
ハスキーボイスのジョー。ジューン・アリソンだけ、他の三姉妹女優(22歳、17歳、12歳)より年齢が離れた32歳。不思議なキャスティング。
それでも、ローリーとの全力疾走の追い駆けっこが早い早い。
マーチ叔母さん「ふしだらなマネは許しません」からのメグ即結婚はテンポが良くて面白かったが、ここらからすっごく駆け足になった気がする。
ずっと家の周りの話かと思ったけどジョーはニューヨークに行くし、エイミーは叔母さんとヨーロッパに行くしで、展開が駆け足。
時系列的に、ベスが不治の病でジョーが看病のために家に戻ってきている間に、エイミーは旅先でローリーと付き合い、その間にベスが死に、その前後にエイミーたちは結婚しているように見えた。当時の距離の問題があるから、旅行を中止して帰っては来れないだろうけど、割とマメに手紙で連絡を取り合っていたようなのに、原作ではどうだったのか気になった。
ベスの「長生きできない気がしていたの」は、マーガレット・オブライエンのか細さと相まって、可愛そうで涙が出てくる。
キャストはハマってると思うし、最後の虹の掛かるマーチ家も“これがセット、これこそ大道具”って感じで素晴らしい。
後半の駆け足部分をじっくり、倍の尺くらいで観たかった気がする。
あとウィルクス歯科の動く看板に驚いた。150年くらい前の世界にあんな無意味でインパクトのあるものが!
ベア教授「自分の心に響かない文章は一行も書いてはいけない」………すみません。
K&Kさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-05-22 11:25:12)
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