キリング・ミー・ソフトリー の K&K さんのクチコミ・感想

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キリング・ミー・ソフトリー の K&K さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 キリング・ミー・ソフトリー
製作国,
上映時間101分
劇場公開日 2002-02-23
ジャンルサスペンス,ロマンス,小説の映画化,エロティック
レビュー情報
《ネタバレ》 -Killing Me Softly- “ゆっくりじわじわ殺して”。日本では真綿で首を絞めるように。なんて言うけど、確かに首絞めてたね。その映像のインパクトは結構大きくて、美しい雪山登山の映像とともに、どんな映画かずっと気になっていた。
官能的なエロスを扱った映画で、ナイン・ハーフとか氷の微笑とか、そっち系の映画だったんだ。

平凡な彼氏との生活。影のある男との唐突な出会いと情熱的なセックス。愛情が高まるほど過激に、危険になっていく二人の関係…
そりゃ道歩いてたら気になる異性と出会うことはあるけど、会議もうわの空になるほど、その人が気になることって、あるのかな。いや羨ましいことだけど。
これがアダムが最初からストーカーや探偵や詐欺師で、アリスの気を引くよう誘導してたりなら解るんだけど、ホントお互いに交通事故みたいな出会いで、すぐに再会、すぐにセックスって…アダムはそういう性癖だって解るけど、アリスは平凡な彼氏と暮らしてるんだから、それにしてはトリガー軽くない?

そう、禁煙してる人が急にタバコ吸いたくなって衝動的に吸う(アダム)のはわかる。でも今までタバコ吸わなかった人が、いきなり衝動的に吸う(アリス)のって、あるのかな?ジョセフ・ファインズにそこまで強烈な第一印象って、あるかな?そう思うと全盛期のミッキー・ロークって凄かったんだな。
アダムは変態気質があるとして、映画的にはアリスに問題があるように思えて。出会う。追いかける。彼と別れる。トドメは真紅のチャイナドレス。そこまで“秒”だったよね。アダムにやらされてるんじゃなくて、潜在的にやりたかったことが出来てるんだろうな。

警察に駆け込んだ時、既にアリスの気持ちはアダムから離れていたし、放っておけば自然消滅しただろうに。その後のデボラとアリスの死体探し~からの真犯人暴露なんて、ギャラリー(映画を観てる人)が居ないと意味のない行動に思える。
アダムの裏の一面を散々観せてきて、最後全部の罪をデボラにおっ被せるようなラストも、どうだろう?
モトはと言えば自分からアプローチ仕掛けておいて、スキあらば被害者ポジションに居ようとするアリスの立ち位置が、どうにもモヤモヤする。
アリスがアダムを助けたラスト。アダムはデボラの動きを見てないし、どうせならスコップ持ったデボラを映さずに、アリスが一方的に撃ってたら、“本当にデボラはアダムを襲おうとしたの?”って、藪の中的に出来たかもしれない。
K&Kさん [インターネット(字幕)] 4点(2022-01-30 14:04:01)
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投稿日付邦題コメント平均点
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2024-11-09ランボー/怒りの脱出7レビュー6.32点
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