| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 “Kate & Leopold”『ケイトとレオポルド』単に名前で来ましたか。コレだとどんな映画か、いまいちピンとこない気がしますが、日本にも『愛と誠』があります。奇遇にもどちらも女性名が先に来てますね。
ヒュー・ジャックマン。私にはウルヴァリンの印象が強いので、こんなカッコいい紳士役が出来るなんて以外だったというか…でも当たり役のX-MENの次がメグ・ライアンとの共演って、大抜擢だよね。 一方でメグは、いつもの調子のロマンチック・ラブコメ路線にブレーキが掛かる。色々あったんだろうか? レオポルドが、現代社会にカルチャーショックを受けまくる作品かと思いきや、意外とその辺はあっさり流して、逆にレオポルドの生き方にケイトたちがショックを受けるという、タイムスリップものとしては逆張りな展開が面白い。 鳥の羽根で書いた手紙の字の美しいこと。女性に贈る花それぞれに意味(花言葉)があること。仕事でも不味いものは宣伝できないと突っぱねるところ。 細かいところは目をつぶって、現代人のケイトを通して、私達が求めているものってなんだろう?という問いに対する答えの一つを提示してくれている。 ただ逆張りタイムスリップものだけに、最後ケイトの今まで培ってきたものすべてを捨てる決断。今まで関心を持ったこともない時代に飛び込む決断って、それで良かったの?って不安というか疑問が残る。数々のツッコミどころに目をつぶって、『ケイトとレオポルド』の事だけに焦点を当てましたって映画で、それはそれで潔いロマンチックコメディに仕上がっているかな。 【K&K】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-01-22 15:50:36)
K&K さんの 最近のクチコミ・感想
|