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《ネタバレ》 12世紀のイギリス・フランスあたりを舞台にした、いくさ物語です。ロビン・フッドについては、ほとんど前知識がなく、せいぜい榊原郁恵を思い出すくらいですが、いざ始まると、木造の人力戦車をわっしょいわっしょいの肉弾戦。下っ端肉弾が油の袋を敵陣に仕掛けて、炎の矢で射貫いて炎上などなど。細部までこだわった迫力のある絵の連続で、2時間半という長さは全く感じませんでした。銃がない時代なので、飛び道具としては弓矢が主流で、近接戦では剣が主流。騎馬隊もいますが、下っ端は歩兵。封建制、荘園制の時代なので、王や領主がアホだと農民が飢え苦しめられるなどなど、日本の時代劇との類似性が垣間見られ興味深かったです。なかなかイメージしにくい時代を可視化することは、何にせよ貴重なことです。物語が淡々と進みすぎて、あまり感情移入ができず、心が動かされなかったところは難ですが。
【camuson】さん [映画館(字幕)] 6点(2024-06-04 19:21:38)
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