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《ネタバレ》 日本かぶれのアラサー女子リザが主人公。日本の妖怪(九尾の狐)と昭和歌謡とを組み合わせたコメディ作品。主人公の女性は、日本かぶれが度を過ぎて、往年の若かりし日本の歌謡スターの幽霊が見えるようになります。この幽霊が、実は妄想ではなく、狐が化けたもので、主人公の恋路を邪魔して、相手を次々と殺してしまうという話です。うーん。ベタベタのコメディをやるなら突き抜けて欲しいんですよね。ちょっと女性が好みそうなファンシーな味付けの小綺麗な映像だったりするのですが、笑い以外のところで保険を打っているように感じてしまいました。なるほど「アメリ」の影響が大きいと思われますが、なるほど同じように苦手な作品でした。日本人歌謡スターを演じた彼は日本人とデンマーク人とのハーフのようです。この映画で彼だけが美形です。ま、主人公のアラサーもそこそこの美人と言えますが。日本の歌謡スターのレパートリー曲には結構力が入っています。60~70年代のグループサウンズ的なノリの良い曲が多いのですが、日本語の歌詞もインチキではなくちゃんとしていて、こだわりを感じました。そこは評価できます。作詞・作曲も日本人雇ったのでしょうかね。気になります。
【camuson】さん [DVD(字幕)] 3点(2023-03-08 18:36:09)
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