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予告編では「ジャック・スレイター・シリーズ(本編の作中作)の予告編」をそのまま流していた。それはいかにもシュワルツェネガーっぽかった。観客は「ジャック・スレイター」を観に行っただろう。だが流れたのは全然違う映画だった・・・。この作品の計算違いは予告編の齟齬。観客をいい意味で裏切れなかったのは、一般向けアクション大作のような体裁でありながら、少年向けのファンタジーだったこと。少なくとも大人向けとしては「フーディニのチケット」はあまりにリアリティを欠く(半券についても、何で最初から箱に入ったやつを使わないのだろう、とずっと不思議だった(笑))。従って、最初から映画の内容に即した宣伝をしていれば、騙されたと思う観客も少なくて、あそこまで大コケしなかったのではないか。ただ、それでもやっぱり「ジャック・スレイター」をそのまま作ってた方が面白かったと思うが・・・
【ひかりごけ】さん 5点(2002-11-26 00:59:58)
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