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フランス革命が良いことだったとする歴史観をもとに、マリーアントワネットではなく、詐欺師ジャンヌ・ヴァロアを善意の主人公にして、最終的には彼女が勝ったという映画にした点で画期的な映画だが、台詞がどれも月並みで退屈した。最後のマリーアントワネットが死刑になるシーンも唐突で、とってつけたような印象は否めない。アレクサンドル・デュマの「王妃の首飾り」(創元社文庫)の方が、それぞれの登場人物が生き生きと描かれていて、ストーリーもサスペンスに満ちて面白かった。
【tomochan2002】さん 3点(2002-10-31 13:09:14)
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