35.英語でフランスの史劇を見るのは辛いから、あえて日本語吹き替えで。首飾り事件を「ああ、こういう話だったな」と確認しながらの視聴だった。不満な点は、ナレーションが無粋で余計なお世話だったのと、全体的にセンチメンタルが過ぎたところ。いくらかドライに演出したら、救いがたいほど幼稚に見えた悪巧みも (実際にあった話というから、文句のつけようがないんだけども) 少しはピリッと引きしまったかも。あとは意外と楽しめた。芯が強そうでも悪になりきれない捨て猫のようなヒラリーのジャンヌも悪くなかったし、羽ペンやシーリングワックス、リボンで結んだ書簡など、当時の文房具の小道具類も目の肥やしになった。そして、実は何よりも王妃。ジョエリー演じる王妃は、アレクサンドル・クシャルスキなどの宮廷画家が描いた肖像画から抜け出てきたかと見まごうほど、アントワネットと雰囲気がそっくりで驚いた! 抜けるような白い肌に、瀟洒なドレス、立ち居ふるまいの上品さなど、目が釘づけに・・・・・・『ドラゴン・タトゥーの女』で北欧系の役も演じた女優さんだと知って納得。 【tony】さん [DVD(吹替)] 7点(2014-03-01 00:52:14) |
34.《ネタバレ》 ヒラリー・スワンクがこういう役をやっていると、上手くいかないときは啖呵の一つかパンチの一つでも出そうな気がして、逆境に耐える人物にも口八丁と色気で詐欺を遂行する人物にも見えない。それに輪をかけて、ただ事実経過を描いただけで、何で主人公がそこまでしてその詐欺にこだわったのか、その内面が描かれていないのです。衣装や美術関係の頑張りが、かえって空回りしています。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-07-31 00:23:53) |
33.《ネタバレ》 首飾り事件の顛末については良く判る内容。まあそれだけの為に2時間はちょっと長いけど。ひたすらに御家再興を願う主人公の行動は一貫性があって良かったが、最後の弁明の中でとってつけたような奇麗事を言ってしまったのにはしらけた。完全にキャラクターから離れているし、彼女から滲み出てきた言葉として感じられない。そこにあるのは製作者の意図のみです。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-07-31 21:13:03) |
32.わかりやすいキャラクター設定にわかりやすい筋立て、お約束のおフランス風不思議イングリッシュで思いっきり学芸会ちっくですね。ストーリーがわかりやすいのは良いと思いますが2時間もかけて理解しなければならないほどの話ではないような。どうでもいいけどヒラリー・スワンクが女装したオスカルに見えて仕方がないのはわたしの世代特性なのでしょうか。まっ、お正月も近いですしスターかくし芸大会だと思えばそこそこ暇つぶしにはなると思います。これ見てるんなら他に見なきゃならない映画はいっぱいあると思いますけど。 【anemone】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-12-28 03:32:00) |
31.フランス革命の切っ掛けとなる有名な大事件…なんですけれど、エイドリアン・ブロディの顔以外は、もうサラサラ~~っと淡泊に仕上げられていて、あっけない物語になってしまっていました。これだけの題材を、もったいない。J・プライスまで粘っこさの抜けた芝居で、全然物足りなかったです。「フランス歴史入門」の役目と豪華衣装の眩さは評価できるのですが、映画としての面白味はどこかに置いてきてしまっています。残念。 【のはら】さん 5点(2005-01-09 21:48:00) |
30.中学生の時に一度見て、意味が分からなかったので今年再トライ。その間にお母さんが若い時にハマッてた(?)「ベルサイユのばら」を一応、全巻読みました。めちゃめちゃ面白くて今は自分がハマってます(笑)というわけで内容はしっかり把握した状態で見直しをしたのですが、何か微妙なんですよね。 何が微妙なのかはうまく説明できないのですが、微妙なんですよ(--。。) なので4点で。ジャンヌの旦那役の俳優さんはその後「戦場のピアニスト」でいっきに有名になった方でしたね(^^) 【法子】さん 4点(2004-08-22 00:13:59) |
29.中世コスプレ大会にしか見えなかったのはなんでだろう~!!! |
【マー君】さん 4点(2004-06-21 21:15:50) |
27.主人公の生き方には同情も共感も覚えないから、話がつまらないんですね。だいたい、ヒラリー・スワンクは「フランスの古い王家の血を引く女性」には全然、見えないので、話に入っていけないです。ラストまで、「おまえ我が儘すぎ!」と蹴り飛ばしたくなるような主人公。だんなと恋人は、キャラとして興味深い人たちで、役者もなかなか頑張ってました。とくにエイドリアン・ブロディは、退廃的で不道徳的な雰囲気をただよわせた女たらしが、似合いすぎです。ロアン大司教とマリー・アントワネットの憎らしくなるような存在感は、思ったより良かったかな・・・・・・。ちらっとでもマリー・アントワネットの横に、美形なフェルゼン伯爵が映らないかな~と期待していた私は、一応「ベルばら」ファンでした。 |
26.きっと、もっとドロドロした恨みや執念、そして危険と隣り合わせの復讐というものが物語の根幹である筈なのに、何か全てがとんとん拍子で運び、周りのキャラクターも実にあっさりとした描かれ方。枢機卿にしてもマリー・アントワネットにしても敵役という描かれ方じゃなくて、これじゃ完全に被害者だし、対するジャンヌも悪人なのか善人なのか解らない。そして何より、苦渋に耐える女という部分よりも妖艶な悪女という部分が勝らなければならない主人公に、ヒラリー・スワンクは明らかなミス・キャスト。ま、「首飾り事件」のお勉強という意味で観て損は無かったと思いたい、4点献上。 【sayzin】さん 4点(2004-05-25 23:10:37) |
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25.どの人物もイタダケナイ。面白くなかったッス。普段は好きじゃないエイドリアンに同情しちゃったほど、主要人物に魅力を感じない作りだった。 【桃子】さん 3点(2004-04-26 16:32:43) |
24.面白くない評判が多いの分かります。展開も台詞回しも雑すぎ。ヒラリー・スワンクみたいないい女優使ってこの仕上がりの低さは逆にビックリ。 【モチキチ】さん 2点(2004-03-29 05:04:30) |
23.ヒラリー・スワンクがジャンヌ?って思ったけど、やっぱりつまらなかった。別にヒラリーは嫌いじゃないんだけど、ジャンヌに好感が持てない。ラストも「あっそ」っていう感じだった。 【よっさん】さん 3点(2004-01-13 11:55:08) |
22.最近観た中でいちばん画像が綺麗でした☆主人公がどうしてそこまであの家にこだわるのかというのが、あまりよく理解できなかったけど、いろいろ企てるところはおもしろかったと思います。あとエイドリアンが出てるところにも注目して欲しいですね。 【mya】さん 6点(2003-12-30 22:02:59) |
21.内容は覚えてません。NHKとかである歴史番組を見ている気分でした。面白くないです。 |
20.衣装や宮廷シーンなど背景は豪華なのに肝心のストーリーが薄っぺらくて、なんかちぐはぐな印象。首飾り事件の顛末も「ベルはら」のほうがよっぽど面白かったうえに説得力があった。ジャンヌがヴァロア家の末裔というそれ自体が詐欺だった事を、本当の出自にしてしまっていることも感情移入できなかった一因かも。とんでもない悪女そのままのほうが良かったのに。ラストの処刑シーンも必要ない。全体的に焦点がボケてる。 【やむちゃ】さん 4点(2003-11-23 01:22:16) |
19.グダグダいろんな所をつっこむのもしんどいくらい、つまらん。なんか外からぼーっと見てるような感じでした。邦題に釣られて見たのが間違いやったよ。 【ブルー・ベア】さん 1点(2003-11-03 00:13:50) |
18.こういう理由でこういう陰謀があってこういう顛末になってってちゃんと描かれているのに、ひたったり、ハラハラすることのない映画でした。語り手の視点でしか見れないような。描写が希薄で説得力がないのかな?それとマリー・アントワネットの処刑の場面はいらないと思います。こういう歴史モノにありがちな、3時間くらいある大作じゃなくてよかった。 【るいるい】さん 4点(2003-09-23 16:10:13) |
17.大雑把でわかりにくい。ラストも唐突で不満がのこる。タイトルで期待しすぎたかも。映像と衣装は綺麗でした。 【アオイ】さん 3点(2003-09-22 20:20:29) |
16.実際にあった事件を元に作られた映画だが、つまんない。無理矢理に映画にしたドキュメントみたい。出てくる奴らは嫌なヤツばかりなので、印象も悪い。この事件をよくある歴史ドキュメントのTV番組でやったら、そっちの方が面白いだろう(笑) 【りの】さん 3点(2003-09-08 16:50:43) |