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よかった。重く、長い映画だが感動した。ナチの党員であるシンドラーが、ナチのユダヤ人に対する政策に疑問をもち始め、単なる儲けてやるぞの実業家から次第にユダヤ人救済へと傾いていくところに。しかも自分の資財まで投げうって、自分の命まで危なくなるというのに。最後の、シュテルンにささえられて泣き崩れる場面、「もっと努力していれば、もっと多くのユダヤ人の命を救えたのに」 終戦して、完全に善なる人となっていたオスカー・シンドラーには、目頭が熱くなった。それと、ナチによる残虐な殺りくシーンが多いことと、時代背景をうまく醸しだすためにもカラーではなく白黒で正解だったと思う。ただ、不満をいわせてもらうと、なんでこういう男がこうも善人に変わっていくのかを、うまく描ききれていなかったところはある。
【やまねこ】さん 8点(2003-02-16 17:28:32)
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