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私も期待しすぎて見てしまった事もあり10点!と言うわけではありませんが、良い映画だったと思います。「主人公が自分だけ助かろうとして逃げ回っているのがちょっと…感動できない」みたいなコメントや、いっしょに見た友達も似たような感想を言っていましたが、私も一瞬そう思いました。確かに判りやすいお涙ちょうだいの映画ならそういう自分を犠牲にし人を助け・・・という展開もアリかもしれません。けれど、人間をそこまでにしてしまうのが戦争なんじゃないかなとも、思いました。最後に捕らえられたドイツ兵が「シュピルマンを助けたのだから、助けてくれ」と自分も助けたんだからお前も助けろみたいなことを言うのも、私ははじめ「結局は人間て汚いな、結局は自分がいちばんかわいいんじゃん」と思いましたが、プライドを捨て、命乞いをしてまでも「生きたい」って思って何がなんでも生きようとするのが、人間の姿な気がしました。同じアウシュビッツを舞台にした映画の、自分を犠牲にして子ども達と運命を共にしたコルチャック先生も尊敬しますが、意地でも生きぬいたシュピルマンやその他の生き残った人達も尊敬します。かっこいい人のかっこいい話じゃない生身の話だと思いました。
【恭子】さん 7点(2003-05-06 12:48:35)(良:1票)
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