1.アマチュア映像製作集団ダイコンフイルムがプロに移行する(つまりガイナックスになる)前に
最後に製作した16mm撮影の本格特撮大作。一応バンダイエモーションからソフトが
販売されてたので、今この映画を観ようとしてもあるところにはあるはず。
平成ガメラ樋口監督の特撮デビュー作としても知られている。
..が、正直、内容的には凡庸な特撮怪獣映画にすぎないと僕には思えて
「メジャー化=とんがったところがなくなりおもろない」を感じさせる映画でありました。
(結局これだけの規模の映画だとメジャー作品と同じ視点での評価になってしまいますから。
料理上手と評判の素人が、プロの料理人に混じったらやっぱりレベルが違ってました。みたいな感じかな。)
この映画の上映会の時に、次回作、ガイナックスとしての処女作品として製作を開始したばかりの
「オネアミスの翼」のパイロットフイルムが上映され「音楽が2バージョンあってどっちにするか
決まってないので両方見てどっちがいいかを判定してください」とか言われてたのが懐かしい思い出です。
そのとき見たパイロットフイルムの「オネアミスの翼」は本当におもしろそうで公開が楽しみだったんだよなぁ..
(いや予告編が本編より面白そうなのは映画の基本ではありますが..)