18.《ネタバレ》 べネックスは映画の中で女性や子ども、老人を考えてる。 いや、作家性の強い監督はみなそうではあるけども(笑) 「ベティブルー」で女性を、そして本作では子どもや老人を考えてる。 こういう人が現実にいるかどうかという問題より、べネックスの映画世界には 確実に息をし、生活しているのだ。 黒人の子どもがいい。べネックスの女性がそうであったように、 子どももどこか狂気じみている。 そして老人は聖者のようだ。 映画オタクが聖者を描くことは多いが、狂気じみた女性や子どもを 描ける監督は、少ないと思う。 べネックスはそんな一人だ。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2018-08-04 23:16:49) |
17.《ネタバレ》 爺さんに不思議な力があるところ、これがイカン。 こんな不思議な力は要らんのです。 普通に、愛を探す旅として描けば、悪くなかったはず。 最後も変に青年と看護婦が、うまいこと結ばれすぎ。 これも要らん。 ただし、相変わらずブルーを基調とした映像は、素晴らしく美しい。 そこだけ。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2016-09-12 02:26:42) |
16.《ネタバレ》 青年、黒人少年、老人のロードムービーだが、三人の誰にも共感できず。 特に、盗みを平然と繰り返す青年と少年には嫌悪感。 青年が女性に固執した理由もよくわからずストーカーにしか見えない。 また、女性があれほど嫌っていた青年を受け入れたのもピンと来ない。 寓意的なファンタジーが苦手なせいか、意味もよくわからず置き去りにされた感じ。 【飛鳥】さん [ビデオ(吹替)] 2点(2014-04-03 20:33:08) |
15.ちょっと離れたとこからだと好意的な感想をいくらでも書けそうなんだけど、もひとつ心の中心点に刺さってくれない。手応えが茫漠と広がってて、つまり物足りない。小人の人形なんか、もう一回出てくるのかと思ったが、おとぎ話への導入の役割りだけだったのね。老人の妖精に出会うおとぎ話。少年、青年、老人と社会の中心にいない者たちの、つまり社会と切り結ばない旅。解放としての森でなく、閉じていく森になってしまった。立ち聞きで心が伝わるってのも、テレビドラマ的。ミケランジェロといたずら描き画家との違いは、天井に描いたか壁に描いたかだ。実際イヴ・モンタンが死んでしまうとなると、年寄りの冷や水なんて茶化せなくなってしまった。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-12-03 10:12:28) |
14.大好きな映画。もう何度観たことやら・・・ベネックス作品の中でもこれが1番好きです。老人、青年、少年、一見何の共通点もない3人の交流がそれぞれの愛を切なく映し出します。形はどうあれ、誰しもそれぞれ自分が求める愛を探して彷徨っているのかもしれません。心の奥がしん、とするような大人のファンタジー。幻想的な森の映像だけでも一見の価値あり。ラストも胸に残ります。 【タマクロ】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-11-03 14:54:32) |
13.《ネタバレ》 イヴ・モンタンの遺作。ラストシーンを演じた時、彼にはそのことが分かっていたのだろうか。優しく、悲しく、美しい映画。 【黒猫クロマティ】さん 7点(2003-12-02 15:14:58) |
12.故イブ・モンタンへ捧げる詩のような映画。緑と青が香る美しい色彩とゆるやかな展開に究極の安らぎがある。感動。 【mimi】さん 8点(2003-11-16 19:11:45) |
11.《ネタバレ》 べネックス映画を観ていて感じることは、どんな時も、どんなシーンでも美しい映像を提供してくれる監督だな、ということだ。人物描写でも、自然描写でも、アップでも、引いても、それは変わらない。基調となる青色が観ている僕に心地よさを与え、黄色が刺激する。湖畔のシーンなど、とても幻想的なシーンを見せてくれる。ストーリーは、少々トリッキーで、疑問の残る部分もある。たとえば、何故あの老人は湖の上を歩けたのか?ファンタジックなシーンの演出としては素晴らしいが、「何者?」と思った。湖に現れるはずの娘達も、結局のところ普通のオバサンになってしまっているわけで、それを湖に入ることで捜し求める意味がよくわからない。疑問は、最後まで解決されないまま放置されてしまい、次の話へと進んでいくわけだが、結局のところどうでもよくなってしまう。クライマックスに近づくにつれて、話が現実的に進み、そして感動へつながるわけだが、その進み方もちょっと無理矢理な感がある。それでも、9点を付けるしかないと感じてしまうのは、映像と、ジョッキー役の少年の演技と、そして何よりイヴ・モンタン、とにかくイヴ・モンタンの最後の演技だろう。監督とイヴモンタンに敬意と賛辞をこめて、9点。 【fero】さん 9点(2003-11-04 02:17:55) |
10.多少疑問の残る映画だったがまあまあ面白かったかな。月光で光る湖がめちゃきれいだったな。 【あろえりーな】さん 5点(2003-03-24 22:38:00) |
|
9.なんか不思議な感覚に襲われた映画。良い映画だったのか・・。よく分からない。ストーリーは理解しがたい。登場人物が、映画の中じゃないみたいに「人間らしさ」をもってて、そこが不思議な感覚になった原因かも? 【AJ】さん 9点(2003-02-21 21:54:16) |
8.人生最高の映画のひとつ。あのスローテンポは人を選ぶと思うが、アクションもラブシーンらしいシーンもなく最後まで人をひきつけるのは並大抵の技量ではない。天才だ。ひとつだけ文句を言うなら、ラストの曲。なんであんな曲でスタッフロールなんだ?でも最高です。 |
7.美しい映像と素敵なストーリー。静かな感動をありがとう。さようならイブ・モンタン。。。 【クロマス】さん 7点(2003-02-05 18:58:32) |
6.すみません。よく理解できませんでした。最後の方で、窓越しにマルティネスくんと女優さんが見つめあうシーンがよかったです。お爺さんの「恐れるな」という言葉があったからこそあそこで追いかけていけたんですよね。でも全体的にストーリーがあいまいというか(これはフランス映画に多い気がする)・・・このセリフは、この場面は何を言いたいの?と考えながら見てしまって疲れました。あんまりいろいろ考えずに見たほうがいいのかも。 【ヨシモニー】さん 6点(2003-02-02 19:35:37) |
5.みたのはちょっと前なんですがよく覚えています。愛の無い人生なんか最悪だ!って言うせりふありましたよね?素敵な出会いですよね。 【Asann】さん 8点(2002-11-02 02:20:48) |
4.<<ネタバレちょ~っとあります>>おじいさん森で叫んでてちょっと変態!なんておもっちゃったけど、実際、人類は人から変態!なんて思われることある社会を超えちゃえばみんなやってるのよね。あのいきあたりばったり感は憧れ以上のもの!こころに染み付きます。 【キキ】さん 10点(2002-02-02 20:50:07) |
3.《ネタバレあります》NY'80年代ヒップホップカルチャーのりで始まる本作品は一瞬大人には照れくさい。しかし,森の碧,イブ・モンタン(遺作になっちゃいましたねー(泣))と子役の,ラストのやり取りは秀逸でした。こんなに泣いた映画は他になかったかも。見た人はきっと大好きな老人が亡くなった時を思い出す事でしょう。悲しいけれどホンワカと,,フランス映画にしては熱い!!!!内容です。(監督が有名な割にはマイナーな感じなのでレヴューも少ないですね,思わず書いちゃいました。初めましてでした。) 【SPのふ~】さん 9点(2001-10-13 01:12:43) |
【ryoto】さん 10点(2001-07-23 09:54:34) |
1.フランスのロードムービーって、やっぱり綺麗ですね。でも話はなんだかな~。あのじいさん死んじゃったんだ。あとで有名な大御所だって知りました。 【あまぬま】さん 7点(2000-09-28 22:04:00) |