1.ガルーダって鳥の姿した神様で、色々な伝説があるそーやねんけど、この映画は、普通のほんま普通のモンスター映画。色々化石とか進化とかってでてくるけど、ほとんど関係なく普通のモンスター対特殊部隊の映画。CGは仮面ライダー(最近の)なみ。前半は洞窟内の戦いで後半は市街地での戦い。ガルーダの大きさがそんなに巨大でもないんで、わりと1対1ってのが多い。それなりに迫力もあって映像的にはそんなに嫌いではないねん、ミサイル飛ばしたりもするし、でもね、間が好みちゃうねん。ごめん。トークでも漫才でも間は大切やと思うねんけど、もちろん映画の間も大切やと思う。この映画では、テンポよくいくんかと見せかけて、すぐスロモとかになるし、盛り上がるんかって思えば急にダラダラなるし。なんてゆーんかな、ドライブしてて信号待ちで青になって、さー気持ちよくハッシーンーって時に次の信号が赤になって、また停止って感覚に似てるねん。寸止めしすぎ。それにタイの映画って リプレイシーンとスローモーション多様しすぎてるんちゃうかな。「マッハ!!!!!!!!」はリプレイもありやと思うけど普通のモンスター映画にはリプレイいらん思うねんな~。ハリウッドのダダダッてテンポに俺がなれてもたからかもしれんけど。あとヒロインがなんかボーッってしすぎ。みんなが、ウワーッって時にパッて観たら、ボーッてしてる。ラストの危機一髪ってときもボーッとしてる。だから次第に俺もボーッてなってくる。あくびも出てくる。この微妙なテンポが気にならん人ならB級モンスター映画として楽しめるとは思う。