1936年の日々のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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1936年の日々

[センキュウヒャクサンジュウロクネンノヒビ]
Days of 36 / Days of '36
(Meres tou '36 / Meres tou 36)
1972年ギリシア上映時間:110分
平均点:6.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマ刑務所もの政治もの
新規登録(2005-03-17)【Qfwfq】さん
タイトル情報更新(2021-06-06)【イニシャルK】さん
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監督テオ・アンゲロプロス
脚本テオ・アンゲロプロス
ペトロス・マルカリス
撮影ヨルゴス・アルヴァニティス
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 アンゲロプロスが大好きなので必見だと思っていたのだけど、政治映画が苦手なせいもあって、少し退屈で内容がわからない部分も多かったです。内容がわからなくても好きな映画も多いのですが・・。内容を調べてはじめてソフィアノスが政界要人と関係を持つ同性愛者であること知りました。他にも説明を読んでから納得する箇所も多々ありました。さりとて、もう一度見直す気にもなれなかったです。今まで見たアンゲロプロスの中では一番苦手な映画でした。
omutさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-08-29 05:39:26)
1.観客から笑い声が聞こえる。あのアンゲロプロスが笑いを取るとは・・・これは、ブラックコメディとして捉えればいいんだろうか。どんな作品かというと、ギリシャの独裁政権がどのようにして成立したのかを描いた、ギリシャ現代史三部作の1番目で彼の劇場公開作品としては多分2番目。後に続く「旅芸人の記録」と「狩人」があまりにも凄すぎて、この映画はアンゲロプロスとしては物足りない。この人はブラックコメディに収まるような人じゃないわけで、本人もこういう形になることをあまり望んでいなかったのでは、と思う。(この映画以降の作品は、どれ一つとして見えやすい形としての政治を提示せず、まずは「別」を撮る。政治や国家といった具体的問題は見えない/見せない部分に突然現れてくるようになり、それが余計に主題を深めている。)話としてはあまり面白くないが、やっぱり映画としての絵を作る事には相当こだわっている。序盤の刑務所の広場を挙動不審に歩き回る大量の囚人達のシーンや、鉄格子を囚人全員がカタカタと鳴らすシーン、ラストの処刑シーンでの遠景、そして夜中の刑務所360°ショットの緊迫感。そして彼のカメラに収まる人間はやっぱり皆アンゲロプロス的人間になる。この貴重な映画をスクリーンで観ることが出来たのはよかった。
Qfwfqさん 8点(2005-03-18 16:49:14)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.50点
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200.00%
300.00%
400.00%
5150.00%
600.00%
700.00%
8150.00%
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