4.うーん、こりゃ所ジョージと肌が合わないと、ただでさえ白ける内容に拍車をかけてつまらない。
というか、やや苦痛。
しかも一番裏切られたのは、作品名に「下落合」と銘打っているから、てっきり新宿区の下落合が舞台に出てくると思ったのだが、まったく出てこない!
ここが一番不愉快。
唯一の見所というかウリは、タモリの若かりし頃の下品な芸を見られることかな。
それにしても赤塚不二夫があんなに肉付きが良かったとは驚いた!
ラストは、岡本喜八監督の『肉弾』のラストそのまんまじゃないか!
つまらないのは仕方ないにしても、パクリは良くないよ!
所ジョージの歌、くだらん悪ふざけ、妙に国家思想じみたインテリ風味、全てが当事者の自己満足的な内容に仕上がっているのが何ともイタイ。